2012年2月29日水曜日

「老い」

週に一回、私は母の施設に行きます。

施設に入って5年、認知症が出始めてからは

10年近くになります。

何の疑問もなく会いに行ってます。

そう想えるまでに何年もかかりました。

なぜ!どうして!

自分達を育ててくれた、博学で毅然とした姿は、

もうどこにもあません。

帰りの車の中で涙が溢れ、街の灯りが滲んで

見えました。声を上げて泣いたことも・・

今は母ではなく、愛おしい子供のようです。

ニコニコ笑い、みんなから愛されています。

もう少ししたら、その笑顔もなくなるでしょう。             
                                          
覚悟はできていませんが、仕方ないです。

そう!仕方ないと受け入れた時、

心が少し楽になりました。

反論することもできず、身体を動かすこともできず

ただニコニコしているからこそ、周りの人から愛されるのです。

今が幸せなのです。いえそう思いたい!

やがては私達にも「老い」が、必ずくるのですから・・

        「春を待ち 窓辺に座る 車いす」 

        「暖かな 光が包む 母の肩」       
                     
                    (俳句の天才mako様の影響で詠んでみましたが・・^_^;)  yuu

9 件のコメント:

  1. 私のところにも年老いた親が一人おります。
    いつどうなるかわかりません。
    私たちも将来面倒をかけるかもわかりません。
    母は一人です。
    面倒を看てあげてください。

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  2. 私の母も認知症で、施設に入って9年目で亡くなりました。
    私たちの事が日に日に分からなくなり、寝たきり状態になって行き
    ただ生かされているだけの姿になって行く様は耐え難いものでした。
    唯一最後を家族・母の妹二人に看取られて安らかに・・・それだけが救い!!
    私の母は病気になってからは一度も笑顔を見せてくれませんでしたが、
    祐子さんのお母さんはニコニコと明るく過ごされている。
    それは祐子さんを含め皆さんの優しさを感じとって見えて・・・
    きっと幸せなんだと思います。
    老いていくのは仕方ない事ですよね~

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  3. yaekoさんのお母さんもそうだったんですね!
    介護の問題を抱えている人は、とても多い時代です。
    今私にできることは、後悔のないようにということかな。
    時々疲れますが・・
    深呼吸しながら、続けていきます(*^_^*)

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  4. 辛いですよね
    まさかの認知症・・
    近い将来の我が身かも知れず人事ではありません
    老いと看護は永遠のテーマとなりました

    ちょっと視点を変えるとお母さんもyuuさんも幸せですよ!
    施設に入れて貰えて週一で逢いに行けるし
    幼子のような笑顔に慰められますね

    俳句
    「春を待ち 窓辺に座る 車いす」
    「窓辺に▲座る」車椅子と書くと
    車椅子に意思があるようにもとれます
    yuuさんがお母さんの座っている車椅子を窓辺に寄せて
    いる景として
    「春待ちて窓辺に寄する車椅子」
    (寄せる⇒文語体では寄するとなります)
    しかし、これだと車椅子に乗っている本人が窓辺に近づいた
    ようにもとれます
    「春待ちや・母を乗せたる車椅子」
    「春光や母を乗せたる車椅子」
    などとして母を乗せて車椅子を押す誰かが見えてきます
    その誰かは読者が色々想像するのです
    家族か介護の人か・・俳句は書き手の手元を一旦離れると
    一人歩きをしますからそれでいいのですよ

    「暖かな 光が包む 母の肩」
    これは景がそのまま見えてきます
    日向ぼこかも知れませんし「暖かな光」はyuuさんのお母さんに対する
    気持ちそのままを表していて良い句だと思います
    「暖かな」の季語が上五に置いた措置はお見事だと思いますね

    いや~勉強させていただきました♪
    これを機に、作句を定期的になさるのはいかがですか
    一日1句!
    簡単ですよ、季節に敏感になれば誰でも出来ます
    お母さんとの今までの思い出や看護のこと17文字で綴りましょ!

      by mako でした

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    1. mako様 ありがとうございます❤
      こと細かく評して頂き、とても勉強になりました。
      言われるように施設に入れて貰ってからは
      本当に幸せと思います。
      それ以前に世話をしている時が一番大変でした。
      気まぐれな私ですが、よろしくお願いします。 
                        yuu

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  5. yuuさん
    本当に辛いですね。私の母もそうでした。文章を読んでいて、涙があふれ胸が詰まりました.このような母の姿を見るのは、つらいです。つらいですね。

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    1. reiko様
      親を看るということは、早かれ遅かれ避けれないですよね。
      今やっとブログに書けるようになりました。
      共感して頂いて、とても嬉しく力がわいてきます。
      ありがとうございます❤

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  6. わたしは、40年前のお母様をよく存じ上げております。いつもにこにこと優しいまなざしで、いつも接してくださいました。15年程まえのお母様もやはりにこにこと気さくに優しく接して下さり、今思い出しても昨日のことのように思いだします。えちか

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    1. えちか様
      暖かいお言葉に胸がつまる想いです。
      そう言っていただいて、母もきっと喜ぶでしょう。
      むか~し、むか~しの話ですね・・良き時代でした。
      ありがとうございます❤

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